DeNA・小園&松尾 紅白戦で10代バッテリー 三浦監督が明言 金の卵同士が初コンビ

[ 2023年2月10日 05:30 ]

砂浜でトレーニングする小園(右)と入江(撮影・島崎 忠彦)
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 DeNAの「近未来黄金バッテリー」が早くも実現する。三浦監督が11日のキャンプ初実戦となる紅白戦について「松尾が先発(捕手)です。小園とバッテリーを組ませます。小園は1イニング。(バッテリーの)理由は想像してもらえれば。ご自由に」と明かした。

 球団の将来を担う金の卵同士、初めてバッテリーを組む。最速152キロの小園は21年ドラフト1位で市和歌山から、高校通算38発の松尾は22年同1位で大阪桐蔭から入団。ともに1年目からA班(1軍)キャンプ入りしている10代コンビだ。

 2人はこの日、ともに投内連係に参加し実戦に向け確認を重ねた。「年下、年上、関係なく、引っ張ってもらいたい。松尾君を信頼して投げる」と小園。昨季は2軍戦3試合のみの登板と「小園プラン」の下でじっくり育成された。今季は制限を外され、戦力として期待されている。プロ初実戦となる松尾は「(小園に)好きにリードしてくれと言われた。期待してもらっている。2人でアピールしたい」と意気込んだ。

 紅白戦では侍ジャパンの牧と、新外国人アンバギーが4番に座る。中日からトレード加入した京田は「2番・遊撃」で出場予定。「(伊藤)光、ソト、佐野以外は出ます。競争は始まっている」と三浦監督。その中で10代バッテリーの輝きにも強い期待を抱いている。(大木 穂高)

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