西武・平石打撃コーチが野手総合コーチに就任へ 5年先輩の稼頭央新監督と“PLタッグ”

[ 2022年10月10日 03:00 ]

4回、ベンチで腕組みする西武の(右から)辻監督、松井ヘッドコーチ、平石打撃コーチ
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 来季の西武監督就任が確実となっている松井ヘッドコーチを支える右腕として、母校・PL学園の後輩である平石洋介打撃コーチ(42)が来季、野手総合コーチに就任する可能性が高いことが9日、分かった。

 平石コーチは松井コーチの5学年後輩。19年には楽天監督を務め、今季から西武の打撃コーチとして入閣した。松井コーチとは気心の知れた関係を築いており、新監督をそばで支える存在として、うってつけといえる。

 リーグ3位に入った今季は、リーグ1位のチーム防御率2.75と投手陣の立て直しに成功。一方でチーム打率はリーグワーストの.229と攻撃力に課題が残った。理論派で知られる平石コーチは楽天監督以外にも、今回のCSの対戦相手だったソフトバンクでも打撃兼野手総合コーチなどを歴任。豊富な経験と知識を生かし、松井新監督とのPL学園コンビで来季の攻撃陣の立て直しを目指すことになる。

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