阪神・才木、運命の第3戦先発 ファーストS突破へ「いい流れを持っていけるように」

[ 2022年10月10日 05:15 ]

セCSファーストステージ第2戦   阪神0―1DeNA ( 2022年10月9日    横浜 )

セCS1<D・神> キャッチボールを行う才木(撮影・大森 寛明)
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 阪神ファーストS突破のかかる運命の第3戦マウンドは、才木に託された。レギュラーシーズン9勝(9敗)でリーグ2位の防御率2・18を誇る西勇も控える中、矢野監督は右肘側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)から復帰し、4勝を挙げた勢いのある右腕を抜てき。23歳は静かに意気込んだ。

 「しっかり、いい流れを先発で持っていけるように、しっかりピッチングできたらいいかなと思います」

 言うまでもなく、初回から飛ばす。「中継ぎは頼りになる先輩たちばかり。いけるところまでゼロで抑えられるように」と余力は残さずバトンを渡すつもりだ。レギュラーシーズン最終戦だった2日のヤクルト戦でも延長10回から3回零封。再びやってきた総力戦必至の舞台で力を発揮してみせる。(遠藤 礼)

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2022年10月10日のニュース