DeNA三浦監督「あした切り替えられるように。そこだけです。なんとしても切り替えてやります」

[ 2022年10月8日 18:07 ]

セCSファーストステージ第1戦   DeNA0―2阪神 ( 2022年10月8日    横浜 )

<D・神>阪神に敗れスタンドに向かってあいさつする三浦監督(撮影・島崎忠彦)
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが8日、開幕。レギュラーシーズン2位のDeNAは本拠・横浜スタジアムで同3位の阪神に6安打で零敗を喫して黒星発進となった。9日の第2戦も敗れるとCS敗退が決まる。

 三浦大輔監督(48)は試合後、「あしたに切り替えます」と第一声。今永(DeNA)、青柳(阪神)と両エースが予告先発投手ということで「接戦になるのは頭にね、入ってましたけども。そうですね…。やっぱ点取らしてもらえなかったですね、はい」と悔しそうな表情を浮かべた。

 青柳対策として相性の悪い宮崎をスタメンから外し、スタメン出場は「7番・二塁」に入った4月16日のヤクルト戦(横浜)で1度きりだった40歳の藤田を「6番・三塁」に起用。175日ぶりのスタメンとなった藤田は4回に佐藤輝の三遊間を抜けそうな打球をダイビングキャッチし、5回には一塁強襲安打も放ったが「いろいろやりましたけど、結果にはつながらなかったですね、はい」と指揮官には無念の敗戦となった。

 0―0で迎えた5回に近本へ決勝の2点適時打を浴びて5回7安打2失点だった先発左腕・今永については「いや、本当によく粘ったと思います。あそこで2点を取られましたけども、よく粘ったと思います」と労った三浦監督。青柳降板後の7回には宮崎、ソトと代打攻勢を仕掛け、ソトは右中間フェンス直撃の二塁打で出塁したが、得点にはつながらず。結局、青柳、岩貞、浜地、岩崎、湯浅という継投の前に1度も三塁すら踏めなかった。

 「短期決戦ですし、いろいろやってみましたけどね、取れなかったです、はい」。敗れればCS敗退が決まるあす9日の第2戦へ向けては「ここでね、キッパリ切って。また、あした切り替えられるように。そこだけです。なんとしても切り替えてやります」と“仕切り直し”を誓った。

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