日本ハム・新庄監督の“ノーサイン戦法”も効かず 4連敗で今季最多タイの借金20

[ 2022年8月19日 22:05 ]

パ・リーグ   日本ハム2─7ソフトバンク ( 2022年8月19日    ペイペイD )

<ソ・日>9回、代打・松本剛が三振に倒れガックリの日本ハムベンチ(撮影・岡田 丈靖)       
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 日本ハムは今季8度目の4連敗で、ワーストタイの借金20。ソフトバンク戦の連勝も6で止まった。試合後、新庄監督は「今日は最初からサインを出さない。どうやって点を取るかを自分で楽しむというか、色々(選手に)考えさせないで」と、ノーサインだったことを明かした。

 18日の楽天戦は度重なるサインミスなどで1―2と惜敗。一転してこの日はノーサインで臨んだが、打線は3回まで無安打と完璧に封じられ、先発のポンセは味方失策や自身のボークなどが絡み6回5安打4失点と主導権を握られた。

 7回に1点を返し、かねて新庄監督が奇策を連発してきた無死一、三塁の形を作るもサインは「打て」。古川裕は一ゴロ併殺の間に2点目を奪うのがやっとだった。それでも指揮官は「頭を使わせるというのはものすごく大事なので。僕もそうだったんですけど、何もなかったら打て。“任されている”という気持ちにもなってね」と続けた。

 また、この日は腰椎椎間板ヘルニアで長期離脱していた五十幡亮汰外野手(23)がイースタン・リーグロッテ戦で実戦復帰を果たし、新庄監督は「ゆっくり焦らず。腰は体の中心なので、しっかり走れて振れるまでは考えていないです。今年は。大事な選手なので、焦らないでやっていきたいと思います」と話していた。

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2022年8月19日のニュース