西武・渡辺が待望の今季初勝利 6回途中2失点 開幕ローテ入りも2試合で2軍落ち

[ 2022年7月22日 23:40 ]

パ・リーグ   西武9―4楽天 ( 2022年7月22日    ベルーナD )

<西・楽>力投する西武先発の渡辺(撮影・尾崎 有希)
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 西武の先発・渡辺が5回0/3を5安打2失点で待望の今季初勝利を挙げた。

 4年目の今季は自身初の開幕ローテーション入りも、制球難で2試合、防御率7・56で2軍落ち。両親も観戦する前で約3カ月半ぶりの1軍登板で白星を挙げ「内容は良くなかったけど粘れた」と笑った。

 2軍ではフォームを映像で分析。「再現性を高めるための反復練習、体に染み込ませる地味な練習を繰り返した」と師匠の内海2軍投手コーチらと修正に取り組んだ。

 「開幕した時はどこか保身的な部分があった」と振り返る21歳。無意識に「守り」に入ってしまった当時は「自分でも分からないぐらいフォームがバラバラだった」というが、地道な取り組みで「今はしっくりきて、問題なく投げられている」と話した。

 昨季のプロ初勝利もライオンズフェスティバルズで限定ユニホームを着た8月15日の楽天戦。「今日も自分にとって縁起のいいユニホームになれば」と目を輝かせた。

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2022年7月22日のニュース