鹿児島実 延長11回激戦制した 18年以来の甲子園出場に王手 3失策の一ノ瀬が帳消しの決勝打

[ 2022年7月22日 19:28 ]

高校野球鹿児島大会準決勝   鹿児島実7―3鹿屋中央 ( 2022年7月22日    平和リース )

<鹿児島実・鹿屋中央>11回に右前に決勝打を放ち喜ぶ一ノ瀬(左)
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 ノーシードの鹿児島実が延長11回の激戦を制し、2018年以来夏は20度目の甲子園出場に王手をかけた。

 2回に先制を許すが、6回に7番の駒寿太陽主将(3年)の3ランで勝ち越し。初球をはじき返し、打った瞬間の本塁打に「1球で仕留められてよかったです」と話した。7回に同点に追いつかれて延長に突入。延長11回に1死一、二塁から2番の一ノ瀬獅堂内野手(2年)の右前適時打で勝ち越した。

 遊撃の守備では3失策していただけに「(先発の)赤崎さんのため、チームのために一本出せればと思っていました」と話した。一ノ瀬の適時打などで4点を勝ち越し、そのまま逃げ切った。宮下正一監督は「最後は気持ちだけで打ってくれました」と2年生の一打を振り返った。

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