ヤクルト・ドラ3柴田 1回5失点自責は1“ほろ苦デビュー”も…佐藤輝から三振で「将来に期待」

[ 2022年7月8日 21:16 ]

セ・リーグ   ヤクルト0―8阪神 ( 2022年7月8日    神宮 )

<ヤ・神>7回、苦しい投球が続く柴田(撮影・西海健太郎)
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 ヤクルトのドラフト3位ルーキー・柴田大地投手(24)が8日の阪神戦(神宮)で1軍デビュー。0―3とリードされた7回から登板するも1回5安打5失点(自責点1)と打者一巡の猛攻をされ“洗礼”を受けた。

 柴田はこの日一軍に登録され、球団公式ツイッターで「本日、一軍登録の柴田大地投手です。宜しくお願いします」というコメントを載せた。

 すると0―3とリードされた7回からマウンドへ。昇格後即一軍デビューを飾るもバント処理を悪送球したり、リクエストによりアウト判定が覆るなどの影響もあってリズムに乗れず。1回打者10人に37球、被安打5、奪三振2、与四球1の5失点(自責点1)という“ほろ苦デビュー”となった。

 それでもネット上では「今日は柴田くんの授業の為の試合」「今日は柴田くんにとっての試練の日だな。これを経験することで大きく羽ばたける」「柴田投手の課題がほんとによくわかる試合になったね」「柴田くん動揺してからくるっちゃったなー。実力はこんなもんじゃないんだがなー」「柴田、良いピッチャーやん。木沢の一年目みたい。来年良くなってくるかな。ストレートに磨きをかけてね」「ヤクルトファンみんな柴田くんに優しくて本当に良き…甘やかしているのではなく期待だよ」と励ましの声が多く上がった。

 なかには「サトテルから三振!いけるやん柴田大地」「柴田くん、佐藤輝を空振り三振。今後に期待大」「柴田くんは“虎ウマ”になってまうかもだけど将来に期待」「この柴田くん、好きやわ。こういうタイプたまらん。入来智を思い出す」「柴田も清水、木沢みたいな成長曲線を期待してるぞ!今日の投球見て、それだけのエンジンは積んでると感じた」といった声もあった。

 ◇柴田 大地(しばた・だいち)1997年(平9)11月7日生まれ、東京都出身の24歳。日体大荏原では控え投手で3年夏は東東京大会4回戦で敗退。日体大で首都大学リーグでの登板なし。日本通運では昨年5月に公式戦デビュー。持ち球はスプリット、フォーク、カーブ。木村拓哉主演のドラマ「プライド」のDVDを持参して入寮。1メートル80、93キロ。右投げ右打ち。

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