WBC組み合わせ決定 同組の宿敵・韓国に侍ジャパン・栗山監督「死闘になる」

[ 2022年7月8日 15:52 ]

侍ジャパン・栗山監督
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 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は7日、来年3月に行われる野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグ組分けなどを発表し、日本は韓国、中国、オーストラリア、予選通過チームと同じB組に入った。同組は東京ドームで、3月9~13日の日程で1次リーグを戦う。

 組み合わせ決定を受けて、侍ジャパン・栗山監督は「オリンピックでも過去、オーストラリアに痛いところで1敗とか、韓国との死闘とか、絶対そういうふう(な戦い)になるのは分かっている」と強い口調で話した。オーストラリアなどメジャーの投手が出場してくる可能性を警戒。その上で、米国での準決勝、決勝まで見据える栗山監督は「世界一しか目指さない。(決勝まで)逆算して、どういう形なら勝つか考えてやる。どこ(の試合)が重要か、誰をどこに使うかギリギリまで見極める」と話した。

 大会は前回2017年の16から20チームに拡大して争われ、1次リーグはA~Dの4組に分かれる。各組上位2チームが進む準々決勝は東京ドームとマイアミが会場。3月19~21日に予定される準決勝、決勝は米大リーグ・マーリンズの本拠地でマイアミの「ローンデポ・パーク」が舞台となる。日本は06年、09年大会を連覇し、13年、17年大会はともに準決勝で敗れている。

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2022年7月8日のニュース