巨人ドラ1・大勢「行きたくて仕方なかった特別な場所」甲子園で球児に並ぶ開幕19戦10S狙う

沖縄を後にする大勢（撮影・白鳥　佳樹）
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　巨人のドラフト1位・大勢が、08年に阪神で藤川球児がマークした「開幕19試合で10セーブ到達」のプロ野球記録を狙い、甲子園に乗り込む。

　15日から、今季初の敵地での伝統の一戦。西脇工時代に甲子園出場はなく「本当に行きたくて仕方なかった特別な場所」と語る。兵庫県出身で野球観戦といえば甲子園。両軍の対戦にも足を運び「特別な感じがある」という。東京ドームでの阪神戦で2試合連続で失点し「次はしっかりと抑えられるように」と意気込んだ。

　「火の玉ストレート」の藤川と同じく直球が武器の右腕。独特な雰囲気の甲子園に原監督は「いろいろなものが経験できてね、足跡として残っていくわけだから」と期待する。14日は空路で沖縄から移動。17戦で8セーブと勢いに乗る守護神が憧れのマウンドで躍動する。（小野寺　大）