阪神 近本の飛び出し併殺幕切れで開幕8連敗 矢野監督「ギャンブルに行っている。こっちの責任」

[ 2022年4月2日 18:12 ]

セ・リーグ   阪神4ー5巨人 ( 2022年4月2日    東京D )

<巨・神(2)> 9回1死二、三塁、佐藤輝の遊直で三塁走者・近本は戻りきれず併殺となる(撮影・大森 寛明)
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 阪神が球団ワーストをまた更新し、セ・リーグのワーストタイ記録の開幕8連敗を喫した。2点を追う9回、巨人のルーキー守護神・大勢を攻め、糸井の適時打で1点差に迫った。なおも1死二、三塁としたものの、佐藤輝の遊撃手へのハーフライナーで、三塁走者の近本が戻りきれず、併殺で幕切れした。

 矢野監督は「ギャンブルに行っているんで、こっちの責任。近本は悪くない」と説明。打球方向にかかわらず、本塁に突入するサインが出ていたことをうかがわせた。

 指揮官が悔いたのは初回。2点を先制してなおも1死二、三塁のチャンスで、糸原、木浪が続けなかった。「あそこでもう1点取っておかないと。取れるところで、というのは、後から振り返れば絶対にある。そういうところで取り切れていないのも、影響してくる。2点より3点というのが必要だったかなと思う」と語った。

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2022年4月2日のニュース