巨人・坂本 悔しい逆転負けも気丈「良い雰囲気で戦って、その中心でいれるように頑張ります」

[ 2022年3月27日 18:36 ]

セ・リーグ   巨人5―7中日 ( 2022年3月27日    東京D )

<巨・中(3)>7回、坂本はこの日4安打目となる二塁打を放つ (撮影・森沢裕)
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 巨人のキャプテン、坂本勇人内野手(33)が今季初出場初先発となった中日戦(東京D)で初回の先制二塁打から4打席連続安打をマーク。7回に代走を出されて“お役御免”となったが、9回に追いつかれたチームは今季初の延長戦の末に5―7で悔しい逆転負けとなった。

 坂本は試合後、「チームは負けてしまいましたが、1年間長いシーズンが始まるので良い雰囲気で戦って、その中心でいれるように頑張ります」とコメントした。

 坂本はオープン戦ラストマッチとなった21日の楽天戦(東京D)を欠場。左内腹斜筋筋損傷のため故障班に入り、レギュラーに定着した高卒2年目以降では初めて開幕戦を欠場した。だが、この日、1軍に再合流。試合前に出場選手登録され「2番・遊撃」で即先発出場した。

 すると、初回、無死三塁で回ってきた第1打席で先制となる左翼線二塁打。2回の第2打席で左前打、4回の第3打席でも左前打を放ち、3打席連続安打で一気に猛打賞を決めた。坂本はこれで通算172度目の猛打賞とし、171度で並んでいた王貞治(巨人)を超えて歴代単独8位に躍り出た。

 4―1のまま迎えた7回には先頭打者として入った第4打席で右中二塁打。ここで開幕1、2戦で坂本の穴を埋めた広岡が代走に起用され、坂本は自身の開幕戦を4打数4安打の打率10割で締めくくった。だが、2点リードの9回に登板したデラロサが2四球と広岡の失策で無死満塁のピンチを招き、1死後、大島に2点適時打を打たれて同点。延長10回には直江が2点を失い、逆転負けとなった。

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