25日開幕　阪神・矢野監督「秋に甲子園の満員ファンに優勝報告」　開幕投手の藤浪に「名誉」と「楽しめ」

開幕戦を前に前日練習に臨んだ阪神・矢野監督（球団提供）
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　阪神の矢野燿大監督（53）が24日、大阪市の京セラドーム大阪での練習前に取材に応じ、同球場で行われる25日の開幕戦へ意気込みを語った。昨季リーグ制覇を争ったヤクルトとの3連戦でシーズンが幕を開ける。143試合の長い戦いへ向けて「秋には満員のファンのみなさんの前で選手みんなと優勝報告ができるよう、楽しみに、そして全力でがんばります」と決意を新たにした。今季限りでの退任を既に表明しており、監督としてラストシーズンになる。

　開幕投手は、当初は昨季最多勝の青柳が務める予定だったが、新型コロナウイルスの濃厚接触者に判定されたため、藤浪が2年連続と務める。プロ10年目右腕へ、指揮官は「去年も経験している。勝つことは意識しなくても意識すると思う。ここで投げる名誉というか、晋太郎（藤浪）自身が思いっきり楽しむという投球をしてくれたら十分」と気負いのない投球を期待した。