ソフトバンク・ドラ3木村「プロでは通用しない」、決め球スライダーを一から磨く！和田に弟子入り志願

キャッチボールをするソフトバンク・木村
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　ソフトバンクのドラフト3位・木村（北海）が2日、筑後での春季C組キャンプのテーマに変化球を掲げた。最速150キロ左腕の現在の決め球はスライダーだが、「プロでは通用しない球。一から磨いていきたい」と改良を目指す。

　新人合同自主トレ期間中は尊敬するベテラン左腕、和田と風呂場で遭遇したことを明かした。「勇気を振り絞った」と木村は湯船で正座し、練習方法を直球で質問した。新人“らしい”行動に和田は「それはやめてくれ」と笑いながら、木村の勇気に応えてくれたという。

　「走り込み、体幹を多めにやっていると言っていた。基本的なことを積み重ねれば成長するので、参考にして取り組みたい」。裸の付き合いを通し、苦手なランニングメニューに前向きになった。

　ユニホーム姿で迎えたプロ初のキャンプについては「重みがある。まずは体づくりをメインにして、土台をつくっていきたい」と和田のアドバイスを生かしていく。（福井　亮太）