ヤクルト・石川 42歳も例年通り序盤から全開100球、2日連続ブルペン入り

[ 2022年2月3日 05:30 ]

<ヤクルト浦添キャンプ>ブルペンで投げ込む石川(撮影・村上 大輔)
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 これがヤクルト・石川の流儀だ。現役投手最年長42歳の左腕が、沖縄・浦添キャンプ初日から2日連続のブルペン入り。50球の前日に続き、カーブやシンカーも交えながら100球を熱投した。

 「しっかりと球数を投げながら調整していくことを若い頃からずっとやってきた。反復練習は大事」。一昨年はキャンプ初日に100球。3年前は初日から3日連続でブルペン入りし計300球以上を投げた。毎年、第2クールまでは球数を多く投げてフォームを固めるのが石川流。大卒初20年連続勝利を挙げている秘けつだ。

 重点を置くのは「両サイドに質の良い真っすぐを投げる」。昨季は直球の割合が20年の25.4%から29.8%に増えた。130キロ台と決して速くはないが、直球あってこその変化球と再確認。21年目のベテランが、まだまだ腕を振る。(青森 正宣)

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