三浦DeNA交流戦4戦13発!12球団トップの3勝目「打線は上向いてきた」

[ 2021年5月29日 05:30 ]

交流戦   DeNA7―6楽天 ( 2021年5月28日    楽天生命 )

<楽・D>勝利し、歓喜のDeNAナイン(撮影・島崎忠彦)
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 大仕事をやってのけたのは、16年目の伏兵だった。2点を追う6回2死一、二塁。DeNAの大和が、涌井の133キロのスライダーを捉えた。左翼席への3試合ぶりの逆転2号3ランに、思わず笑顔がはじけた。

 「バットの芯に当たったけどまさか入るとは思わないで走った。2死から2人走者が出たので勢いに乗りたいと思った」

 自力優勝の可能性がないセ・リーグ最下位チーム。今や、勢いは12球団一だ。8回は新人・牧が、10試合ぶりの9号ソロ。交流戦13本塁打は12球団断トツだ。

 普段はない指名打者制の試合。初采配となった三浦監督は「多少、攻め方は変わってくる」と言った。大和はこの日、セでは投手の“指定席”の9番で貴重な一発。交流戦はこれで3勝と12球団で最多勝ち星。大和は「良い流れで来ている。勝ち続けられるようにしたい」と話した。

 パの首位争いを繰り広げる楽天戦での勝利。「打線は上向いてきた。本当に全員が最後まで集中した。全員で勝った。このまま明日からも勝つようにやっていきます」。番長は力強く逆襲を宣言した。(大木 穂高)

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