大阪桐蔭が決勝進出 主将・池田がサヨナラ打、先発の竹中が2失点完投

[ 2021年5月29日 13:39 ]

令和3年度春季近畿地区高校野球大会 準決勝   大阪桐蔭3―2智弁和歌山 ( 2021年5月29日    皇子山 )

<大阪桐蔭・智弁和歌山>9回1死一、二塁、池田はサヨナラの左前打(撮影・井垣 忠夫)
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 主将の意地が試合を決めた。大阪桐蔭の主将で「3番中堅」の池田陵真(3年)が2―2の9回1死一、二塁から左越えへサヨナラ二塁打。3年ぶりの決勝に進んだ。

 「選抜が終わってから状態が上がりませんでしたが、試合になれば関係ない。チームが勝つことが一番です」

 9回まで4打数無安打。2度の好機にも倒れていたが、3度も倒れるわけにはいかない。4打席目で打ち取られた内角のチェンジアップをうまくすくい上げ「チームメートからも“やっと打ったな”と言われました」と胸を張った。

 今大会で初めて背番号「1」をつけた竹中勇登(3年)も2失点完投。「ピンチの時は強気でいく、というのができた」とエースの仕事を完遂した。4番とエースが勝利の立役者となり、3年ぶりの春季近畿大会Vに王手をかけた。

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