ロイヤルズが“記録的”な快進撃 タイガースに4タテで5連勝 ア・リーグ全体で1位

[ 2021年4月27日 07:36 ]

タイガース戦で今季2勝目を挙げたロイヤルズの先発ケラー(AP)
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 ロイヤルズは26日、敵地デトロイト(ミシガン州)でタイガースを3―2で下して5連勝。このシリーズは4戦全勝のスイープで、今季の成績は14勝7敗となった。

 ロイヤルズはワールドシリーズを制した2015年以降、勝率が5割を超えたことはないが(16年から・500→494→358→364→433)、今季はこの日の試合終了時点で・667となってア・リーグ全体のトップ。敵地での“4タテ”は1999年5月のツインズ戦(ミネアポリス)以来、22年ぶりとなった。

 また開幕から21戦14勝は、2003年の17勝に次ぐチーム歴代2位タイの好記録。この日は先発のブラッド・ケラー(25)が6回で8安打を許しながらも2失点に抑えて今季2勝目を挙げ、2―2で迎えた5回表にホイット・メリフィールド(32)の左犠飛で3点目を入れてこれが決勝点となったが、7回終了時点でリードしたケースでは2019年6月21日以来、58連勝(リーグ歴代最長)となった。

 一方、タイガースは7勝16敗。ここ11戦では10敗目で、開幕23試合消化時点での成績としては、3勝20敗だった2003年シーズン以来の“大不振”で、ア・リーグ全体の最下位に沈んでいる。

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2021年4月27日のニュース