巨人 鍬原と堀田を自由契約、育成契約へ ともに右肘リハビリ中、完治を最優先

[ 2020年11月3日 18:55 ]

巨人の鍬原(左)と堀田
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 巨人は、17年ドラフト1位の鍬原拓也投手(24)と19年1位の堀田賢慎投手(19)に、自由契約とすることを通知したと発表した。両投手とは今後、育成契約を結ぶ運びとなった。現在リハビリ中の両右腕には患部の完治を最優先させ、支配下契約を勝ち取るための競争を促す。

 鍬原は3年目の今季、上手から横手投げに転向。開幕までローテーション争いをしたが、中継ぎで5試合の登板にとどまった。8月の2軍戦で右肘を痛め、同19日に右肘の肘頭(ちゅうとう)骨折と診断された。

 新人の堀田は、1月の新人合同自主トレで右肘炎症を発症。4月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。甲子園不出場だが、ヤクルト・奥川、ロッテ・佐々木朗に匹敵する潜在能力を期待され入団。完全復活を期しての早期手術だった。

 リーグ2連覇を果たした今季は、12球団最多の5人を育成から支配下に昇格。厳しい競争が、戦力の底上げにつながった。ドラフト1位の両腕も例外ではなく、競争に勝つことを求められる。

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2020年11月3日のニュース