北別府さんが投手と野手の“空気感”明かす「おおかたは、お互い様の気持ちで」中には怒り出す選手も…

[ 2020年9月8日 16:09 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(63)が8日、自身のブログを更新。投手陣と野手陣の間を流れる“空気感”について現役時代の経験を明かした。

 ブログ読者から、野手が追いついたのにリリーフ陣が打たれて負けた場合、投手と野手の空気が悪くなるのか「北別府さんの時どうでしたか?」という質問が届いたという北別府さん。

 「投手陣はそんな時、野手に申し訳ない気持ちでついついコソコソと?顔を向けられない気持ちになります」とまずは投手陣の心境を明かすと「お互い様、次頑張ろうと言う野手もいれば、いい加減にしろ投手陣!と怒り出す選手もいましたがね。おおかたは、お互い様の気持ちでやります。此方が無失点でも一つのエラーで負ける場合もありますからそんな時に責める事は、まずなかった気がします。それがチームプレーだと思うので」と続けた。

 広島は9月5日に自力優勝の可能性が消滅。翌6日のDeNA戦(マツダ)では1―4から5―4と逆転したが、リリーフ陣が打たれて5―8で敗れ、8月25日以来となる最下位に転落した。

 北別府さんは1月に成人T細胞白血病を公表。5月19日に息子をドナーとする骨髄移植を受けて7月11日に退院し、現在は通院しながら自宅で静養を続けている。

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2020年9月8日のニュース