巨人・原監督 1軍登録拡大など今季特例措置に「いろんな策、幅は広がると思います」

[ 2020年6月10日 22:07 ]

<練習試合 D・巨>選手交代を告げる原監督(撮影・島崎忠彦)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が大幅に遅れたプロ野球は今季、特例措置が採用される。

 1軍登録が昨季の29人から31人に拡大されることを受け、巨人・原辰徳監督(61)は「いろんな策、幅は広がると思います。31を目いっぱい使った方がいいのか、あるいは1枠残す方法もあるでしょう」と見据えた。1枠残した上で緊急時に昇格させる戦法も選択肢に入れる。「31というものを全て満パンにしておくよりは、少し余裕を持たせた方がパッと(対応)できる」と、今後模索していく。

 選手の負担軽減のために導入する延長10回での打ち切りについては持論を展開。ファンにとっても勝敗が大事という観点で「9回タイブレークでもいい。時間短縮にもなる。甲子園でもWBCでもやっている」と話した。さらに、提言し続けているセ・リーグのDH制導入にも言及。故障防止対策にもなるため、「投手は投手で投げることに専念できる」と話した。

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2020年6月10日のニュース