DeNA・佐野 初の2発!ラミレス監督「“4番は大丈夫か?”という声も、これで吹き消した」

[ 2020年3月12日 05:30 ]

オープン戦   DeNA7―1広島 ( 2020年3月11日    横浜 )

<D・広>3回、中越え3ランを放つ佐野(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAの新大砲が希望のアーチをかけた。レイズに移籍した筒香に代わって4番を務める佐野が自身初の1試合2本塁打を放った。1軍の公式戦だけでなく、2軍も含めて初のマルチ弾。3回は中堅左に3ラン、8回は右中間にソロを運び「2本とも初球で、甘く来たら打とうと思っていた」と胸を張った。

 プロ入りから3年間で通算10本塁打だが、伸びしろは十分。昨季は89試合ながら打率.295、5本塁打、33打点だった。主将、ムードメーカーも務める25歳について、ラミレス監督も「“佐野で4番は大丈夫か?”という声も、これで吹き消した」と語った。

 東日本大震災当時、高校生だった佐野は「野球で誰か一人でも元気を与えられたら」と誓う。コロナ禍で開幕は延期となったが、飛躍を目指す4年目に向けて準備を進める。 (山田 忠範)

続きを表示

2020年3月12日のニュース