DeNAソト、驚弾3発に自画自賛「超スゴイ」 ラミレス監督は「あした勝てばまだ望みをつなぐことが…」

[ 2019年9月11日 22:15 ]

セ・リーグ   DeNA10―4巨人 ( 2019年9月11日    横浜 )

<D・巨>ソト(右)とハイタッチするラミレス監督(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのネフタリ・ソト内野手(30)が巨人戦(横浜)で来日初となる1試合3本塁打をマーク。中越え37号ソロ、左越え38号2ラン、右越え39号2ランと全方向に打ち分け、35本塁打のライバル・坂本勇(巨人)が見つめる前で4本差をつけた。

 2回、先発・桜井の高めカットボールを弾き返し、スコアボードの「7回裏」部分を直撃する特大先制弾が独り舞台の始まりだった。3回には再び桜井から今度は真ん中に入ったカーブを左翼スタンド上段へ。8回には5番手・マシソンが投じた内角高め、見逃せばボールになる直球を青く染まった右翼スタンドへと放り込んだ。来日初、そして「自分のキャリアでは2本目」という1試合3発。前日10日、直接対決第1ラウンドに敗れて巨人に優勝マジック「9」が再点灯したが、これでもかと打ちまくったソトの3発で第2ラウンドはきっちりやり返した。

 1本目の「7回裏」直撃弾では、一時スコアボードの照明がその部分だけ真っ暗に。お立ち台では「ゴメンナサイ」と日本語で“謝罪”したソトだったが、誰もがあっけにとられた驚弾に「超スゴイ」とこれまた日本語で答えてニッコリ笑った。来日1年目の昨季はいきなり41本塁打を放って本塁打王のタイトルを獲得。この日の3発でライバル坂本勇に4本差をつけ、2年連続キングへ向けて視界良好となったが「チャンスはあるかもしれないが、今は自分のことよりチームを優先したい」とあくまで目標は優勝と意気込んだ。

 「投打かみ合ったいい試合だった」と連敗を5で止める勝利を振り返ったラミレス監督も「アンビリーバブル!」とソトの3発に大喜び。再び巨人と4ゲーム差とし「あしたの試合が一番重要と言ってもいいぐらいな試合だと思う。あした勝てばまだ望みをつなぐことができる」と21年ぶり優勝へネバーギブアップ精神を強調していた。
 

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