明石商が夏初勝利 2年生コンビ本領 中森3失点完投&1番来田2安打2得点

[ 2019年8月12日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第6日2回戦   明石商4―3花咲徳栄 ( 2019年8月11日    甲子園 )

<明石商・花咲徳栄>3失点完投の明石商・中森(撮影・北條 貴史)
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 今春センバツ4強の明石商(兵庫)が花咲徳栄(埼玉)に競り勝ち、夏の甲子園初勝利を挙げた。

 原動力は先発した中森と1番・来田(きた)の2年生コンビだ。エースは135球で3失点完投し「悪いなりに試合をつくれたことは良かった」と振り返った。

 投球時に軸足に体重が乗らず、フォームが崩れた。直球は自己最速にあと2キロに迫る147キロを計測したが「球速にこだわらず、変化球で打たせて取る投球に切り替えた」と制球に細心の注意を払い、9回を投げ抜いた。

 今春センバツの準々決勝で春夏通じて史上初の初回先頭打者弾&サヨナラ弾を放った来田は2安打2得点。同点の7回は先頭で左中間二塁打を放ち、重宮の決勝打で生還し「震えるような試合」と勝利の味をかみしめた。

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