日本学生野球協会審査室会議 暴力認定の法大監督は4カ月謹慎

[ 2019年4月9日 14:11 ]

 日本学生野球協会の審査室会議が9日、都内で行われた。

 暴力事件が発覚した法大の監督について、暴力行為と報告義務違反で3月28日から7月27日まで4カ月の謹慎処分となった。16年夏、当時2年生部員だった1人が土足で寮に上がったことをめぐり、監督が当時4年の寮長の腹部を殴る行為があった。また、秋口に練習中ふざけた態度をとった当時4年生の部員の胸をなぐったり、太ももを蹴るなどしたという。東京六大学リーグの監督が処分を受けるのは史上初。

 高校の部では、A県B校の40代男性部長がセクハラで無期謹慎となった。今年2月、女子マネジャーに対して抱き寄せたり、室内で2人きりになってキスを迫るなどの行為があったという。当該マネジャーが別の部員に相談して発覚した。同部長は解雇されているという。

 また、長野俊英では59歳の監督が部員9人に対して日常的に暴力を振るっていたことが判明。報告義務違反も合わせて1年1カ月の謹慎処分が下されたほか、計7件で処分が決まった。

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2019年4月9日のニュース