清宮 内野5人“清宮シフト”に苦笑い 80号お預けも早実16強

[ 2017年4月7日 14:30 ]

<春季東京都高等学校野球大会 早実・岩倉>岩倉高校は中堅手を内野に置き、内野5人、外野2人の「清宮シフト」をとる
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 高校通算79本塁打の清宮を擁する早実は7日、春季高校野球東京大会3回戦で岩倉に9―4で勝利し、16強入り。夏の西東京大会のシード権を獲得した。

 「3番・一塁」で先発出場した清宮は5打数2安打も、節目の80号はまたもお預け。相手の中堅手が二遊間を守り、内野に5人を守らせる大胆なシフトを敷く中、3打席目の右飛、5打席目の左翼手のグラブをはじく二塁打はいずれもフェンス手前まで運んだが、スタンドインはならなかった。

 自身の前後を打つ2番・雪山、4番・野村が本塁打を放つ中でも「焦りはなかった」が、2安打も会心の当たりではなく「(調子は)よくはない」と表情は曇ったままだった。また、相手の内野5人シフトで中堅がガラ空きとなった守備隊形には「そんなに気にしなかった」と話したが「中堅に飛んだら、どうするんだろうと思った」と苦笑いしていた。

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2017年4月7日のニュース