スポニチPLAZA便り

【鰻谷通信コラ厶】ダービージョッキー福永祐一が流した涙

[ 2018年6月2日 11:38 ]

第85回日本ダービー、福永祐一騎乗のワグネリアン快勝を伝える大阪版紙面
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 日本列島南岸に梅雨前線が停滞し、近畿地方も梅雨入りが近づいてきました。先ごろ、日本気象協会から発表された「梅雨の傾向」によると、今年は梅雨入り、梅雨明けとも全国的に早く、期間中の気温は平年より高めとのこと。梅雨の期間は例年よりも短くなりそうですが、短期集中型の大雨も予想されます。「数年に一度」や「今までに経験したことがない」などと表現される昨今の大雨は規格外。くれぐれも、災害への警戒と日頃の準備を怠りなく。

 去る5月27日、「競馬の祭典」日本ダービーが行われました。2018年3歳馬6955頭の頂点に立ったのは、5番人気のワグネリアン(友道厩舎・牡3歳)でした。不利な外枠(8枠・17番)からの発走になりましたが、鞍上・福永祐一騎手の手綱に導かれて好位をキープ。直線の壮絶な追い比べを制しました。皐月賞では1番人気に支持されたものの7着に敗れた同馬、見事にリベンジを果たすとともに、平成最後のダービー馬として歴史にその名を残すことになりました。19回目の挑戦で初めてダービージョッキーになった福永騎手は「最高です。ジョッキーをやっていて良かったです。ダービーで勝つことを夢見ていたが、こんなにいいモノなんだと思った」と号泣しました。

 レース後に福永騎手が流した涙には、ダービーに勝ったうれしさや、ワグネリアンを最高の状態に仕上げてくれた厩舎仲間への感謝など、さまざまな思いがあったことでしょう。ただ私には、父・洋一氏への思いが一番強かったような気がしてなりません。福永騎手が2歳の時、洋一氏は落馬事故で負傷し、引退を余儀なくされました。当時、天才騎手と謳われた父もダービーに7回挑戦しましたが勝てませんでした。父子2代、26回目の挑戦で達成された「福永家の悲願」。ふるさとの高知で現在もリハビリを続ける父へ、最高のプレゼントになりました。

 弊社スポーツニッポンにも、今回のダービーで歓喜の雄叫びを上げた人がいます。井上泰司記者は、紙面上で「◎エポカドーロと○ワグネリアンの2頭が軸」と敢然予想。買い目指南でも「2頭の馬連」と「2頭軸の3連複総流し」と書きました。馬連7,950円もかなりの高配当ですが、3着に16番人気のコズミックフォースが突っ込んだ3連複は、何と521,600円の超高配当になりました。先日、毎日放送ちゃやまちプラザで開催した「日本ダービー検討会」にも井上記者は出演。来場者に思いもよらないプレゼントを提供しました。スポニチプラザが主催する次回の競馬検討会は6月22日(金)の「宝塚記念検討会」。“ゴッド井上”の神ワザが再び炸裂するか、乞うご期待です。(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

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