スポニチPLAZA便り

【鰻谷通信コラ厶】「関西将棋まつり」に王将、王座、王位集結

「eoプレゼンツ関西将棋まつり2018」が開幕。オープニングで勢ぞろいした出演棋士
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 暦は6月6日の「芒種」(ぼうしゅ)を過ぎ、「夏至」へと向かっています。麦を収穫し、野菜の種や稲の苗を植え付ける頃とされる二十四節気「芒種」。麦刈りや田植えが終わったのどかな田園風景は、この時期特有の風物詩です。一方、雨のシーズンとも重なるこの季節は大雨にも警戒が必要です。昨年7月の九州北部豪雨では福岡県、大分県を中心に河川の氾濫や土砂崩れなどが相次いで発生、未曾有の大災害となりました。「線状降水帯」という耳慣れない気象用語が一般的になったのもこの災害からでした。霧雨から豪雨まで、雨の種類もさまざま。この季節、特段のご注意を払ってください。

 さて、去る6月2日・3日、「eoプレゼンツ関西将棋まつり2018」(スポーツニッポン新聞社後援)が、大阪市北区の毎日放送・ちゃやまちプラザで開催されました。久保利明王将、菅井竜也王位、中村太地王座ら3人のタイトルホルダーを始め、東西から有名棋士が集結したイベントには、2日間を通じて300人のファンが来場しました。メーン会場では、特別記念対局や注目棋士のトークショー、サブ会場ではプロ棋士から直接指導を受けることができる特別指導対局やこども将棋大会など、楽しい催しが終日開催されました。

 今回のイベントにも出演した久保利明王将は、棋士会の副会長だった2年前の2016年5月、熊本地震復興支援のチャリティーイベントを棋士仲間とともに開催しました。終了後、大阪で2009年まで36年間続いた「近鉄将棋まつり」のような将棋イベントを復活できないかと奔走し、同年9月に「関西将棋夏まつり」を開催、成功させました。このイベントが「eoプレゼンツ関西将棋まつり」の土台になりました。小学生の夏休みに通い詰め、自身がプロ棋士になる直接の契機となった「近鉄将棋まつり」は、久保王将にとって大切な思い出だったのです。

 優勝者には里見香奈女流4冠(開催当時は女流5冠)との対局特典が与えられた「こども将棋大会」には、63人の“棋士”が参加しました。小学6年生の小林誠君が優勝を飾り、メーン会場のステージ上で里見4冠と「角落ち」で対局しました。序盤の攻めを冷静に受け止めた小林君が100手で勝利を収めると、この対局を大盤解説した久保王将は「受け、攻めとも完璧。角落ちとは言え、里見プロに勝った実力はアマ5段相当」と絶賛。小林君の今後の成長に目を細めました。遠い昔、近鉄将棋まつりで当時のプロ棋士達をきりきり舞いさせた自分自身を思い浮かべていたのかもしれません。将棋連盟によると、藤井聡太七段の活躍でプロ棋士を目指す子供達が増えているとの事。将来、藤井七段を脅かす新星の出現に期待しましょう。(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子 雄二)

[ 2018年6月16日 14:32 ]

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