スポニチPLAZA便り

【鰻谷通信コラ厶】センバツ、プロ野球開幕。いよいよ球春到来。

[ 2019年3月23日 12:24 ]

ウエスタン・リーグ、オリックス戦で三振に倒れる中日・根尾(3月16日付本紙大阪版)
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 「春分」を過ぎて気温もグングン上昇、うららかな春がすぐそこまでやってきました。ひと足先にコブシやハクモクレンが満開を迎える中、長崎からサクラの便りが届きました。長崎地方気象台は3月20日、全国のトップを切って開花を発表しました。昨年全国で最も早かった高知県より5日遅れの開花です。この先、サクラ前線はゆっくりと北上、やがて全国各地から満開の便りが届くことでしょう。前線が津軽海峡を渡り、北海道のサクラの名所、札幌・円山公園や函館・五稜郭公園で満開を迎えるのは、例年なら4月末から5月初旬。折しも5月1日には今上天皇の御退位による改元が行われ、新天皇が御即位されます。新時代到来の祝賀ムードも相まって、北海道ではさまざまな場所でサクラの祝宴が催される事になりそうです。

 3月29日のプロ野球開幕を控え、第91回選抜高校野球大会が開幕しました。待ちに待った球春の到来です。21世紀枠の3校を含む出場32校の顔ぶれをみると、41回目の最多出場を誇る龍谷大平安から初出場校までまさに多士済々、白熱の好試合が期待されそうです。しかしながら、その中に昨年春・夏連覇を果たした大阪桐蔭の名はありません。前年度夏の優勝校といえども、新チーム結成後のメンバーで戦うセンバツへの道は非常に厳しいことがわかります。データによると、現有勢力のまま戦う春→夏連覇を果たしたのは過去7校(大阪桐蔭は2回)に対し、夏→春連覇は4校で1983年の池田高校(徳島)以来、35年間も達成されていません。連覇はともかく、出場することすら難しい大会へ駒を進めた32校の健闘を祈りましょう。

 大阪桐蔭は昨年夏の全国高等学校野球選手権で史上初となる2度目の春・夏連覇を達成しました。秋のドラフト会議では、主力4人がプロ野球から指名され大きな話題となりました。その中で最も注目された根尾昂選手は、中日ドラゴンズから1位指名を受けて入団しました。その活躍が注目される中、3月15日の対オリックス2軍戦に先発出場しましたが、開幕投手と目される山岡投手に3三振。いきなりプロの洗礼を受けました。その後の2軍戦で初安打を放ったものの、まだまだ真の実力を発揮できてはいません。今後の巻き返しに期待しましょう。一方、広島カープまつりを主催するスポニチプラザにも注目している選手がいます。広島カープから1位指名を受けて入団した小園海斗選手(報徳学園)は、オープン戦で2本のホームランを放つなど大物ぶりを発揮しています。セ・リーグを3連覇した常勝球団で今後どのように成長していくか、こちらも大いに楽しみです。高校野球出身の大物ルーキー2人に目が離せません。(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子 雄二)

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