スポニチPLAZA便り

【鰻谷通信コラ厶】「新型コロナウイルス」早期収束へ国民一丸

[ 2020年3月6日 15:03 ]

第92回選抜高校野球大会「無観客開催で調整の方向」を伝える3月5日付本紙大阪版
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弥生3月、春風駘蕩の穏やかな季節到来を期待していたのですが、そんな思いも新型コロナウイルスの感染拡大で、木っ端みじんに吹っ飛びました。昨年末に中国湖北省・武漢に端を発した新型コロナウイルスの感染は瞬く間に広まり、世界中を恐怖のどん底に陥れています。現在も中国を筆頭に韓国、イタリア、イランなど全世界で感染者数が増え続け、収束の兆しさえも見えないのが現状です。日本国内での感染者数は3月5日現在、クルーズ船を除き331名。死者も6名を数えています。感染ルートについても、ある時点から特定出来なくなり、いつどこで感染してもおかしくない状況となっています。そんな中、大阪市のライブハウスで発生した集団感染は改めてクラスター感染の恐ろしさを印象づけました。特効薬がなく、有効な治療法も確立されていない状況下にあって、自己防衛は「徹底的な手洗い」「消毒」「マスク装着」「部屋の換気」「人の集まる密閉空間を避ける」などの基本動作の徹底のみ。感染しないように注意を払うのはもちろんですが、万が一感染してしまった場合は、他人に移さないという、ひとりひとりの自覚が重要です。国民の相互協力が必要とされています。

スポーツ界も大混乱です。サッカーJリーグは第2節から全試合の中止を決定、プロ野球オープン戦や大相撲春場所は無観客での開催を選択しました。その他、各界でさまざまな決定がなされる中、春のセンバツ高校野球も、無観客の開催を目指して懸命の調整が続いています。3月4日に行われた記者会見で、日本高校野球連盟の八田英二会長は「中止するのは簡単」と前置きした上で、「球児の甲子園でプレーしたい熱い思いに応えるべく、最大限に努力を続けたい」と苦しい胸の内を明かしました。この厳しい状況は、JRAや公営競馬、ボート、競輪など、ギャンブルスポーツの世界も例外ではありません。無観客開催で場外発売は閉鎖、投票はネットのみの状況は売り上げに大きく影を落としています。このままでは、8月の東京オリンピック開催にも微妙な影響を及ぼす今回の事態。収束へのかすかな光明に期待しましょう。

弊社の事業イベントにも多大な影響が出ています。主催イベントの多くが中止され、その混乱の大きさは計り知れません。一方、スポニチプラザの直近イベントは4月10日に予定している「桜花賞検討会」と5月30・31日の「関西将棋まつり」。いずれもクローズな会場でのイベントだけに開催は微妙なところです。中止等の決定はまだ出ておりませんが、今後の御案内にご注意下さい。日々刻々と変化する状況見合いとなります事をご容赦下さい。イベント開催の有無等につきましては、新聞紙面他で事前にお知らせいたしますので、ご確認の程よろしくお願いします。我慢の状況が続きますが、早期の収束を願って一丸となってがんばりましょう。
(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

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