須崎優衣 まさかの1回戦負けで届いたファンからの言葉に「一晩中泣いていた。感謝の気持ちでいっぱい」

[ 2024年8月8日 18:21 ]

<パリ五輪 レスリング>女子50キロ級、3位決定戦、銅メダルを獲得し、ほっとしたような表情を見せる須崎優衣(撮影・平嶋 理子)
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 パリ五輪レスリング女子50キロ級で2大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得した須崎優衣(25=キッツ)が競技から一夜明けた8日、メダリスト会見に出席した。

 連覇を目指して臨んだパリ五輪。だが、まさかの1回戦負け。「初戦で敗退してから気持ちを立て直すことにすごく難しい2日間だった」と受け入れることが難しかった。それでも「負けたにも関わらず私の子のことを応援してくれて信じてくれて。身内もそうですけど、世界中のファンの方のメッセージが背中を押してくれた。1日目はみなさんのメッセージを見て一晩中泣いていた」と明かした。

 ファンからの温かい声に「応援してる方がいる限りは諦められない。そういう人たちのためにもう一度オリンピックチャンピオンになる姿を見てもらうまで頑張ろうと気持ちを切り替えることができた」と奮い立たせてくれた。そして「背中を押して励ましてくれた世界中のファンの方に心から感謝の気持ちでいっぱい」と感謝を伝えた。

 魂がこもった3位決定戦だった。攻めて攻めて攻め続け、第2ピリオド開始17秒、10―0のテクニカルスペリオリティー勝ち。連覇を目指したパリ五輪の闘いは、まさかの1回戦負けから、意地の銅メダル獲得という結果に終わった。

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