阿炎 2月に稽古つけたレスリング日下尚の快挙に興奮!「メダル絶対に見せて」“祝勝会”開催を希望

[ 2024年8月8日 17:54 ]

<夏巡業立川立飛場所>明生(左)と申し合い稽古を行う阿炎(撮影・前川 晋作)
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 大相撲夏巡業が8日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で行われた。

 関脇・阿炎(30=錣山部屋)が、パリ五輪のレスリング男子グレコローマン77キロ級で金メダルを獲得した日下尚(23=三恵海運)を祝福した。今年2月、錣山部屋へ出稽古に訪れた日下に胸を出したという阿炎。「本当すごいとしか言いようがない。うれしいです!刺激になりますね」と興奮気味に話した。

 日下はもともと相撲経験者で、中学3年時には全国都道府県中学生相撲選手権で個人戦32強の実績を持つ。今年2月にトレーニングの一環として錣山部屋で稽古した時も相撲の基礎はできており、阿炎は「四股もうまくて股割りもできていた。教えることが特になかった」と振り返った。「レスリングのグレコローマンスタイルは相撲に似たような感じがあって、押し方もうまくて強かったです。若くして強いのに礼儀正しくて低姿勢で、そういう人が強くなるんだなと思いました」。相撲の技術だけでなく人間性にも感心していた。

 日下が中3の時の全国都道府県中学生相撲選手権個人戦で敗れた相手は、現在三段目の川渕(23=錣山部屋)。2月に阿炎とともに錣山部屋で稽古をつけたが、川渕本人は押し倒しで勝利した9年前の対戦を覚えていなかったという。

 阿炎は2月の合同稽古をきっかけに、日下とLINEでやりとりする仲に。一緒に食事に行く約束もしているという。「今度会う時の楽しみが倍増しましたね。メダルは絶対に見せてもらいます!」。金メダリストとの“祝勝会”開催を心待ちにした。

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