仕方がない?厳しすぎる?著名人も“世論”も賛否真っ二つ! 体操・宮田の飲酒&喫煙による五輪代表辞退に

[ 2024年7月19日 20:08 ]

会見の冒頭、頭を下げる日本体操協会・藤田会長(右から3人目)ら関係者たち(撮影・村上 大輔)
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 体操女子でパリ五輪代表の主将に選ばれていた宮田笙子(19=順大)が喫煙の疑いでチームを離脱した問題を受け、日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開いた。宮田との事実確認を経て、同氏のパリ五輪出場辞退を発表した。

 聞き取り調査によって、本人の喫煙行為に加え飲酒行為も発覚。行動規範違反があったとして、宮田はパリ五輪への出場を辞退した。

 飲酒や喫煙で、大会直前での出場辞退。まさかの展開に著名人やネット上などでは賛否が真っ二つに分かれた。

 テレビ出演した元衆院議員・金子恵美氏は「ルールを守らないことがあったとしたら厳しい処分を受けることも致し方ない」としたほか、国際弁護士の清原博氏は「代表選手になる際に喫煙に関するルールがあると分かって代表選手になっている。だからきちんとルールに従うべき」とコメント。また、元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏は自身のXで「僕は、18歳成人に飲酒・喫煙は認めるべき派である」としながらも「が、今回これが事実なら、現行法にも代表選手の行動規範にも違反している。残念ではあるが代表辞退は致し方無いだろう」

 一方で、立憲民主党の米山隆一衆院議員は「え?いや流石にそれは酷いのでは?辞退撤回運動を展開したい位です」と辞退に反対の声。お笑いタレントのビートきよしはXで「ごめんなさいしてオリンピック出してやれよ50億どっかやっといて偉そうにしてるクソジジイの方がよっぽどムカつく」「あーあ辞退しちゃった」と投稿した。前大阪市長・松井一郎氏も自身のXで「厳重注意で謝罪すれば良いのに、厳しすぎる」とコメントした。

 一般からも「たかが飲酒&喫煙で、代表剥奪はやり過ぎだろう」「自業自得とはいえ宮田笙子選手かわいそう」「謝罪して終わりでいい」という意見の一方で、「五輪でメダルを目指す以上に違反したら才能があっても処分するという姿勢を重視した」「法令遵守が叫ばれてる時代にこういうことしたら日本代表にはなれなくなるよ」という声も上がった。

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