JSOLがスポクラ安楽宙斗と契約締結したワケ「我々が表したいことを体全体で表現してくれる」

[ 2024年6月21日 06:00 ]

会見後に撮影に応じた安楽(右)とJSOLの永井社長
Photo By スポニチ

 システムインテグレーション事業などを手がけるJSOLは20日、スポーツクライミング男子パリ五輪代表の安楽宙斗(17)と所属スポンサー契約を締結したと発表した。同社にとって、同様の契約を交わすのは今回が初めて。永井健志社長がスポニチの取材に応じ、その背景を説明した。

 ITを使って問題を解決する事業などをメインとして手掛けてきた中、昨年度末にかけて「こういったことをやっていく会社なんだ」という想いを視覚的に具現化しようと、コーポレートブランドイメージを刷新。社員で協力しながら「変化を見通し、確かな未来をカタチ創る。」といったパーパスを表現した新たなキービジュアルも作成した。

 「立ちはだかる壁に決してあきらめることなく立ち向かい、課題の本質を深く理解し、既存の概念にとわられない柔軟な発想とスピーディーな行動力で着実に課題を解決しながら、確実に頂上へと登り詰めます。頂上から見る景色には、希望を感じさせる夜明けの空と、私たちがこれからカタチ創る未来が広がります」

 そういったメッセージ性のあるキービジュアルが完成してからすぐ、安楽との所属契約の話が持ち上がった。「まさに我々が表したかったことを彼は体全体で表現してくれている。我々のブランドとの親和性が高かった」と永井社長。学生時代にフィールドホッケーをしていた同社長は、異例の速さで契約締結までに至ったことに「普段は意思決定に時間をかける会社なんですが…」と笑う。

 これまで、社員の自発的活動のもと障がい者スポーツの支援、ITの子ども体験、養護施設の自立支援などを行ってきたJSOLが新たに踏み出した一歩。スポーツクライミングにおいてボルダー&リードの課題と向き合う安楽に対して「私たちがやりたいことを端的に表してくれる選手。かつ、一つ一つコツコツと積み上げていく姿は、我々の社員に対しても良い影響がある」と永井社長は期待を寄せる。

 約1カ月後に開幕する大舞台。永井社長は「プレッシャーを感じる場所だとは思うけど、悔いを残さないように楽しんでもらいたい」とエールを送る。世界で戦う17歳をサポートし、かつ社としても「選ばれるJSOL」を目指していく。

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