体操協会役員改選　内村航平氏が理事就任　競技中の選手に取材「あり得ない」

内村航平さん
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　日本体操協会は25日、都内で開いた評議員会と臨時理事会で役員を改選し、体操男子個人総合で12年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪王者の内村航平氏（34）が新体制で最年少となる理事に就任した。任期は2年。04年アテネ五輪団体総合金メダルの鹿島丈博氏（42）が新副会長に決まった。

　臨時理事会で内村氏は4月に開催された全日本選手権女子決勝の競技中に、テレビの生中継で選手へのインタビューが行われたことについて「選手は（試合が）終わるまで演技に集中している。あり得ない」と苦言を呈した。事前に選手の承諾を得ていたが、選手がケガをしたこともあり、内村氏は「それが原因ではなかったとも言い切れない」と述べた。