松山英樹は2つ落として通算2オーバーでホールアウト「ノーバーディーは辛いです」

[ 2022年6月19日 07:37 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン第3日 ( 2022年6月18日    マサチューセッツ州 ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70 )

松山英樹(AP)
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 5打差の24位から出た松山英樹(30=LEXUS)は2ボギーの72とスコアを2つ落とし、通算2オーバーで3日目を終えた。タフな設定に加え、強い風も吹いたムービングデーは多くの選手がスコアを落とす展開。松山もバーディーを奪えないまま終えたが、ホールアウト時点では20位と暫定順位を上げている。

 この日の松山は1オンも狙える314ヤードの5番パー4でボギー先行。ティーショットをラフに入れる。2打目はピンに当たり、跳ね返りがバンカーに入る不運も重なった。続く6番でも連続ボギー。2つ落として折り返した後半は10番で約10メートルのパーパットを沈めるなどピンチもしのぎ、9ホール全てをパーで終えた。

 ホールアウト後の第一声は「ノーバーディーは辛いです」と振り返った。連続ボギーの場面には「5番も6番も短いパットを外しての、ティーショットからしたらボギーになっても仕方ないんですけどあの距離のパットを…。それより10番の方がダボになってもおかしくないような状況だったんですけど相殺されてるかなという感じです」と話した。

 前日までと風の強さ、向きも異なり、頭の切り替えを求められたという。「風向きによって下りのラインがが重かったり、上りが速かったり、ラインの読みが一筋違うのが今週続いてるので明日は入ってくれないかなと思ってます。ショットの状態は正直良くないですけど後半はつけられてたと思うので明日は前半からいい状態で行けるように準備したい。バーディーは獲りたいです。1番で取れるように頑張ります」と前を向いた。

 現時点では「67」で回り、スコアを3つ伸ばしたウィル・ザラトリス(米国)が通算4アンダーでホールアウト、暫定首位に立っている。

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2022年6月19日のニュース