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開発のヒントは大谷翔平? テーラーメイドが新作パター発表

[ 2022年5月27日 05:00 ]

7月発売の「Spider GT TM1」
Photo By 提供写真

 テーラーメイドはパター「Spider(スパイダー) GT」シリーズから、三角形のTRUSS(トラス)ホーゼルを搭載した「Spider GT TM1/TM2」を7月に発売する。高い寛容性を誇るスパイダーGTのヘッドと正確なインパクトを生み出すトラスホーゼル。同社の2大テクノロジーが融合した傑作には、二刀流・大谷翔平のようなパフォーマンスが期待される。

 このほど来日したテーラーメイドのパター・ウエッジ担当シニアディレクターのビル・プライス氏は、新製品を昨年のア・リーグMVPに例えた。

 「大谷選手は投手でも打者でも一流。投手に専念したら20勝、サイ・ヤング賞を狙えるし、打者に専念したら50本以上で本塁打王になれる。パターでも我々の代表的な2つのテクノロジーを合わせたモデルがあればと思った」。そして誕生したのが「TM1」と「TM2」だ。
 
 世界中のトッププロから支持されている「スパイダーGT」シリーズは、ヘッドの両サイドに90グラム×2個のスチールサイドウェイトを搭載。重量配分を「4:2:4」としたことで、ミスヒットに強い安定性を実現した。フェースにはTPU(熱可塑性ポリウレタン)とアルミニウムの複合素材のピュアロール2インサートを採用し、ボールにより順回転を生みだしている。

 「TPコレクション ハイドロブラスト」シリーズなどに搭載されているトラスホーゼルとは、ヘッドとホーゼルを3点で接続する設計のこと。フェースのねじれを抑制することでインパクト時の安定性を向上し、国内女子ツアーでは多くのプロから高い評価を得ている。 
 
 今回、2つの優れたテクノロジーを融合するにあたって、ホーゼルの素材を変更。単純にスパイダーGTのヘッドをつけると重くなってしまうため、専用の軽量アルミニウムを採用して最適な重心設計に。これにより〝大谷級〟のパターが完成した。

 「TM1」はホーゼルをヒール寄り、「TM2」はセンターに配置。今月からはツアーにも投入されており、世界アマチュアランク1位の中島啓太も早速テストしている。プライス氏は「安定性が更に増し、パッティングのパフォーマンス向上に貢献できます」とアピールした。

 「TPコレクション ハイドロブラスト」シリーズからも追加モデルが登場する。

 「JUNO(ジュノ) TB1.5」「DEL MONTE(デルモンテ) TB1」では、ホーゼル部分に20年発売の「トラス」で採用していたやや幅広で45ミリの「トラスヒール」形状を搭載。35ミリの「ツアートラスヒール」を搭載した21年発売の「JUNO TB1」よりマイルドなフェースローテーションを可能にしている。
 
 「DEL MONTE ARMLOCK(アームロック)」はテーラーメイドでは初めてとなるアームロックモデル。左腕とパターを一体化させることで手の動きを抑えてストロークがしやすくなり、正しいインパクトの再現性を高めている。3機種とも6月発売予定。

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