【黒鷲旗バレー】ジェイテクトがパナソニックを撃破、18年以来3度目の決勝進出

[ 2022年5月4日 14:53 ]

第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 ( 2022年5月4日    丸善インテックアリーナ大阪 )

<ジェイテクト・パナソニック>勝利を喜び抱き合うジェイテクト・興梠(右奥)とフェリペ(中央手前)(撮影・岸 良祐)
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 今季のVリーグ・レギュラーラウンド7位ジェイテクトが同3位パナソニックを3―1で下し、2018年以来、4年ぶり3度目の決勝進出を決めた。

 第4セット中盤にエース、フェリペ・フォンテレス(37)が審判の判定に抗議してレッドカードをもらい、劣勢に立つもあったが、最後はそのフォンテレスが技ありのアタックで2枚ブロックを破ってゲームセット。Vリーグ・プレーオフ2位名古屋を撃破した準々決勝に続いて番狂わせを演じた。

 2016年リオ五輪金メダルのフォンテレスはこの大会を最後に日本を去る。現在、現役続行を目指して母国ブラジルで移籍先を探している。そのフォンテレスを中心の組み立てでパナソニックの守備を崩したセッター久保山尚(30)にとっても5日の決勝は現役最後の試合となる。

 「自分の引退試合ですけどそれはチームには関係ないこと。やるべきことをやるだけです」

 6日間で6試合を戦うタフな黒鷲旗。右脇腹痛を抱えるフォンテレスだけでなくチームメートの疲労度も考慮しながら戦略を練らなければならない。久保山のトスワークに注目が集まる。

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2022年5月4日のニュース