セルティクスが1勝1敗 スマート故障欠場のピンチを乗り切ってホーム連敗を阻止

[ 2022年5月4日 11:14 ]

29得点をマークしたセルティクスのテータム(AP)
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 東地区第2シードのセルティクスは3日、地元ボストン(マサチューセッツ州)で昨季王者で第3シードのバックスを109―86(前半65―40)で下して1勝1敗。ホームでの連敗を阻止し、敵地ミルウォーキー(ウィスコンシン州)での第3戦と第4戦(7、9日)に臨むことになった。

 今季の最優秀ディフェンス賞に輝いたガードのマーカス・スマート(28)は、第1戦で被った右大腿部の打撲で欠場したが、セルティクスは一度もリードを許さずに逃げ切って快勝。第1戦で12得点に終わっていたジェイレン・ブラウン(25)が前半の25得点を含む30得点、ジェイソン・テータム(24)も29得点を稼いで第3Q序盤で最大26点差をつけた。

 スマートに代わって先発したデリック・ホワイト(27)は28分の出場で無得点に終わったものの、ベンチから出たグラント・ウィリアムス(23)は6本の3点シュートなどで21得点。リバウンド総数でも40―37とバックスを上回った。

 東京五輪の米国代表だったクリス・ミドルトン(30)を膝の故障で欠いているバックスは3点シュートが不調。セルティクスの成功率が46・5%(43本中20本)に達したのに対して、わずか16・7%(18本中3本)とアウトサイドからのシューティングの精度を欠く一戦となった。

 第1戦でトリプルダブル(24得点+13リバウンド+12アシスト)を達成していたヤニス・アデトクンボ(27)は28得点、9リバウンド、7アシストをマークしたものの、ターンオーバーも6回。ドリュー・ホリデー(31)は19得点と7アシストを記録したものの勝機をつかめないままに試合終了を迎えた。

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