スケボ中山「3位でうれしい」　開幕戦に続く表彰台

スケートボード　ストリートリーグ第2戦最終日 （ 2021年10月30日    米アリゾナ州レークハバスシティー ）

ストリートリーグ第2戦女子の表彰台でポーズをとる2位の西矢椛（左）と3位の中山楓奈（右）
Photo By ゲッティ＝共同

　ストリートの世界最高峰プロツアーの第2戦が行われ、女子は東京五輪金メダルの14歳、西矢椛（もみじ）が18.5点で2位に入った。SLSでの表彰台は初。五輪銅で8月の第1戦は2位だった中山楓奈（16＝ともにムラサキスポーツ）は16・1点で3位だった。五輪銀メダルの13歳、ライッサ・レアウ（ブラジル）が2連勝。日本勢が出場していない男子はナイジャ・ヒューストン（米国）が制した。

　中山は開幕戦に続く表彰台に「いつも最下位だろうなと思って大会に出ているから、3位でうれしい」と控えめに喜んだ。

　ランでトップに立ったが、ベストトリックは6回のうち4回失敗。それでも得意技の「フロントサイドKグラインド」で6.3点をマークするなど、底力を発揮した。

　初の頂点を目指す最終戦に向け「技の決定率を上げていきたい」と冷静に話した。