スピードスケート男子エース・新浜、競争歓迎!森重に0秒03差2位「刺激になる」

[ 2021年10月23日 05:30 ]

スピードスケート 全日本距離別選手権第1日 ( 2021年10月22日    長野エムウェーブ )

<全日本スピードスケート距離別選手権第1日>男子500メートル、滑走する新浜(撮影・会津 智海)
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 来年2月の北京五輪へ続くシーズンの初戦としてW杯前半戦の代表選考会を兼ねて開幕し、男子500メートルは森重航(21=専大)が大会タイ記録の34秒64で制した。19~20年の世界選手権スプリント部門とW杯500メートル総合2冠の新浜立也(25=高崎健康福祉大職)、昨年覇者の村上右磨(28=高堂建設)の世界トップクラスの選手を抑えての初優勝を果たした。

 男子500メートルを引っ張ってきた新浜、村上は21歳の新鋭の出現を歓迎した。新浜は靴の調整に苦しみ開幕前に絶不調と明かしていたが、エースの意地で2位。森重に0秒03差で敗れ「3番手まで誰が勝つか分からない状況は刺激になる」と競争激化に気を引き締めた。村上はタイムを意識するあまりガチガチになり、スタートでミス。同走の森重に0秒06遅れ「正直、負けるとは思っていなかった。3人で争うことで世界でもトップ争いに食い込める」と語った。

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