宇野昌磨「今の自分を知りたい」4回転ループ再投入へ スケートアメリカ

[ 2021年10月23日 05:30 ]

スケートアメリカの公式練習で調整する宇野
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカが22日(日本時間23日)にラスベガスで開幕する。男子で18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(23=トヨタ自動車)は21日(同22日)の公式練習で今季から再挑戦している4回転ループを着氷。「自分でも高望みできる調子にある。試合で今の自分を知りたい」と語った。

 今季はフリーでループなど4回転4種5本の高難度構成に挑んでいる。今大会はルッツなどの4種5本を組み込む世界選手権王者チェン(米国)と競演となるが「僕がやろうとしている構成を安定して試合でやり続けている。意識できる立場にいない」。まずは22日のショートプログラム。自らの演技に集中を注ぐ。

 《坂本「先週の自分に勝つ」》18年平昌五輪6位の坂本(シスメックス)が「先週の自分に勝つ」と今大会の目標を掲げた。フリーでミスが続いたアジアンオープントロフィー(北京、14~16日)を終えて日本に戻り、翌日に米国へと移動。厳しいスケジュールだが時差ぼけなどはなく「走り込んだり、どうすればクオリティーの高いジャンプを確実に跳べるのかを(練習で)やってきた。それを出せるようにしたい」と意気込んだ。

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