古江が米挑戦を発表 “自宅通勤”で2週連続V狙う「頑張っていきたい」

[ 2021年10月21日 05:30 ]

18番、アマチュア選手とグータッチする古江彩佳(撮影・後藤 大輝)
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 国内女子ツアー屈指の賞金総額2億円を誇る「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は21日、兵庫・マスターズGCで開幕し、4日間競技で行われる。昨年はコロナ禍の影響で中止されたため2年ぶりの開催となる。

 ホステス大会だった先週の富士通レディースで20年大王製紙エリエール・レディース以来の5勝目を挙げた古江彩佳は地元・神戸市在住。今週は車で約1時間の“自宅通勤”で、有観客開催には家族、知人も観戦に訪れる。

 「あまり2週連続(優勝)とかは意識せずこの試合だけに集中して。兵庫県ということもあるので、そこは頑張っていきたいです」

 この日の公式会見では来季の米ツアー出場権を争う最終予選会(12月2~5日、9~12日の8日間144ホール)に挑戦することも発表。既に挑戦を表明している渋野からは「一緒に頑張ろう」とエールを送られた。

 「今回の挑戦をプレッシャーに思わず、行けるなら行こうと思いました」。ただ、日本での複数年シードはなく、今回の予選会に合格しても軸足を日米どちらに置くかは思案中。米ツアーで長く賞金シードを保持し続けながら日本の賞金王にも輝いた尾崎直道のような“二刀流”挑戦となるかもしれない。

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2021年10月21日のニュース