車いすテニス男子複・国枝&真田組 銅逃す、ジュース持ち込むもあと一歩

[ 2021年9月4日 05:30 ]

東京パラリンピック第11日・車いすテニス男子 ( 2021年9月3日    有明テニスの森公園 )

<パラリンピック車いすテニス  男子ダブルス3位決定戦>メダル獲得ならず、悔しさをにじまえてエフベリンク(手前右)、スヘファース(手前左)を祝福する国枝(右奥)と真田(左奥)(撮影・坂田 高浩)
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 男子ダブルスの国枝慎吾(ユニクロ)真田卓(凸版印刷)組は3位決定戦で、エフベリンク、スヘファース組(オランダ)にストレートで敗れ、銅メダル獲得とはならなかった。ジュースに持ち込んでも、あと一歩が遠く、国枝は「ミスの差が結果につながった」と反省した。男子日本勢の試合は、4日の国枝のシングルス決勝を残すだけ。真田は「最高の瞬間を目に焼き付けて、東京パラリンピックを終えたい」とエールを送った。

 《表彰台ならずも菅野、充実の表情》混合上下肢障がいシングルス初出場の菅野浩二(リクルート)は3位決定戦で、フィンク(オランダ)にストレート負けを喫し、表彰台を逃した。第2セットは2―4から、2ゲーム連取するなど「強気でぶつかっていこうと思った。やりたいプレーはできた」と充実の表情だった。ダブルスでは銅メダルを獲得し、夢舞台が終了。「良い経験ができた。(プレー)できる体である限り、やっていきたい」と今後に意欲を見せた。

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2021年9月4日のニュース