松山 大会自己ワースト77、最下位沈み落胆「コースと勝負以前の問題」

[ 2021年9月4日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー プレーオフ最終戦 ツアー選手権第1日 ( 2021年9月2日    ジョージア州 イーストレークGC=7346ヤード、パー70 )

ツアー選手権第1ラウンド、6番でバンカーショットを放つ松山。通算6オーバーで最下位の30位
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 年間ポイントを反映し1アンダーの21位からスタートした松山英樹(29=LEXUS)は1バーディー、5ボギー、1トリプルボギーの77と崩れ、通算6オーバーで最下位の30位に後退した。10アンダーで出たパトリック・カントレー(29=米国)が67で回り通算13アンダーで首位。優勝者が年間王者となりボーナス1500万ドル(約16億5000万円)を獲得する。

 大会自己ワーストの77を叩いた松山は「何もいいところはなかった。コースと勝負する以前の問題」とうなだれた。

 ティーショットが乱れ、武器のアイアンでもチャンスをつくれない苦しい展開。前半で4ボギーと崩れた。10番ではティーショットを左の林に打ち込むと2打目、3打目が木に当たり手痛いトリプルボギーを喫した。フェアウエーキープ率は42・86%、パーオン率は38・89%に低迷した。

 新型コロナウイルス感染による離脱から復帰した東京五輪以降6週連続で試合に出場している。「ちょっと疲れもあるのかな」と疲労感をにじませた。

 最下位に沈み、年間王者の座は遠のいた。「順位を上げるのは難しいけど、一つ一つ来シーズンにつながるようにやっていきたい」と必死で前を向いた。

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2021年9月4日のニュース