照ノ富士が実戦稽古再開 宝富士に8勝2敗「自分の動きを試した」

[ 2021年6月10日 05:30 ]

宝富士と三番稽古で汗を流す照ノ富士
Photo By 代表撮影

 大相撲名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)で横綱昇進を目指す大関・照ノ富士(29=伊勢ケ浜部屋)が9日、東京都江東区の同部屋で相撲を取る稽古を再開し、平幕・宝富士と三番稽古で8勝2敗だった。

 左前まわしを狙い、じっくりと形を確認しながら攻める内容が目立った。「自分の動きを試した。悪くはない。いつでも出られる状態にしたいと思ってやっている」。若い衆の申し合いでは盛んに声をかけ、土俵周りで腕立てを行うなど充実の汗を拭った。名古屋場所が例年より1週間早まり、1年4カ月ぶりの地方開催。環境は変わるが「プレッシャーに感じていたら終わり。目標を立てて、冷静に準備をしていくだけ」と見据えた。

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2021年6月10日のニュース