フィリピンのパグンサン、クラブ11本で日本ツアー初優勝

[ 2021年5月30日 15:14 ]

最終日、通算17アンダーで優勝したJ・パグンサン(代表撮影)
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 男子ゴルフのミズノ・オープン(賞金総額8000万円、優勝賞金1600万円)は30日、岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海GC(7349ヤード、パー72)で最終の第3ラウンドを行った。

 首位スタートのジュビック・パグンサン(43=フィリピン)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算17アンダーで逃げ切り勝ち。日本ツアーに主戦場を移して10年目のうれしい初優勝を飾るとともに自身3度目の全英オープン(7月15~18日、ロイヤル・セントジョージGC)出場を決めた。今大会のパグンサンは自分でキャディーバッグを担ぐセルフプレーで参戦。バッグを軽量化するため3本を抜いた11本のクラブで強風のJFE瀬戸内海を攻略した。

 首位に5打差の5位からスタートした永野竜太郎(33=フリー)が6バーディー、ノーボギーの66をマークし、通算14アンダーの2位。初の海外メジャーとなる全英切符を手にした。大岩龍一(23=ディライトワークス)と宮本勝昌(48=ハートンホテル)が通算12アンダーの3位。石川遼(29=CASIO)は1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、通算7アンダーの14位だった。

 今大会は27日に予定されていた第1ラウンドが悪天候のため中止となり、競技は72ホールから54ホールに短縮。賞金加算額は75パーセントとなる。

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2021年5月30日のニュース