カド番・正代 照ノ富士に負けん!同じ29歳「意識もすると思う」 5月9日夏場所初日

[ 2021年4月28日 05:30 ]

夏場所へ向け稽古に励む正代(右、日本相撲協会提供)
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 大相撲の大関・正代(29=時津風部屋)が27日、東京都墨田区の同部屋で夏場所(5月9日初日、両国国技館)に向けて本格的な稽古を再開した。この日は十両・豊山と10番取って7勝3敗。関取衆との申し合いは朝乃山と三番稽古した22日の合同稽古以来で「感覚を確かめる感じ。初日にしては動けているのかな」と話した。

 緊急事態宣言が発令され、夏場所は3日目まで無観客開催が決まった。「場所を開いていただけるだけでも、とてもありがたい。開催されることをポジティブに考えていきたい」。春場所は7勝8敗に終わり、2度目のカド番となるが「カド番を意識し過ぎて、硬くなるのも良くない。伸び伸び取れればいい」と自然体を強調した。

 今後は番数を増やして調整のペースを上げていく。照ノ富士が復帰し、4大関時代が到来。「(照ノ富士は)同じ年で意識もすると思うし、お互いに負けたくない思いは強いかな」と対抗心を口にした。

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