ウィザーズが7連勝 ウエストブルックがまたトリプルダブル 八村は3試合連続で欠場

[ 2021年4月24日 11:22 ]

218センチのブラウンをかわしてレイアップに持ち込むウエストブルック(AP)
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 NBA東地区全体10位のウィザーズは23日、敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)で12連敗中だったサンダーと対戦。129―109(前半70―68)で勝利を収め、2017年1月23日~2月4日以来となる7連勝をマークした。

 19日にワシントンDCで行われたこのカードでは119―107で勝っておりサンダーに対しては2戦2勝。今季の成績は26勝33敗で、この日試合のなかった同9位ペイサーズ(27勝31敗)とは1・5ゲーム差となった。今季のプレーオフ進出に可能性を残すには地区10位が下限。レギュラーシーズン残り13試合となった段階でウィザーズはこの圏内に入っている。

 17日のピストンズ戦で左膝を痛めた八村塁(23)は3試合連続で欠場。ドラフト全体9番目に指名したイスラエル出身の新人デニ・アブディヤ(20)は21日のウォリアーズ戦で右脚を骨折して今季の出場が絶望となり、この日はドイツ出身のイサック・ボンガ(21)とブラジル出身のラウル・ネト(28)が先発した。

 それでもラッセル・ウエストブルック(32)が古巣相手に37得点、11リバウンド、11アシストで4試合連続、今季28回目(通算174回目)のトリプルダブルを達成し、得点部門でウォリアーズのステフィン・カリー(33=31・1得点)に抜かれて1位から2位に順位を落としたブラドリー・ビール(27=31・0)も、ターンオーバーを7回犯しながらも33得点。若手の先発が2人不在となった布陣の中でチームを支えるベテラン2人が奮闘した。

 チームの3点シュートは32本中18本を成功(成功率56・3%)。先発したネトも3本決めて15得点と5アシスト、2スティールを記録した。

 サンダーは13連敗で20勝40敗。2試合連続で自己最多の26得点をマークしていたダリアス・ベイズリー(20)が20得点、3試合ぶりに復帰したルーゲンツ・ドート(21)が18得点を挙げたものの、3月31日にラプターズに勝って以来、4月は13戦全敗となった。

 なおウィザーズは25日からのホーム3連戦ではキャバリアーズ→スパーズ→レイカーズと顔を合わせる。

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