鶴竜引退の背景に横審の注意 師匠・陸奥親方「横綱審議委員会から言われたことは、結構響いている」

[ 2021年3月24日 14:52 ]

横綱・鶴竜
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 横綱・鶴竜の引退を受け、師匠の陸奥親方(元大関・霧島)は「いまだに、しこも踏めない状態。(引退の理由は)やっぱりケガの回復ですね」と話した。

 左太腿肉離れで休場を決めた後も相撲勘を失わないように毎朝稽古場に下りていたが、状態は想像以上に深刻だった。「体のことは自分しか分からない。本人が一番苦しい。今朝、部屋の稽古が終わった後に本人から“辞めます”と言ってきました」と経緯を説明した。

 ケガの回復が遅れていたことに加え、横綱審議委員会から昨年11月場所後に引退勧告に次ぐ重さの「注意」を決議されていたことも、今回の決断に影響したようだ。「やっぱり横綱審議委員会から言われたことは、結構響いていると思いますね」と明かしていた。 

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2021年3月24日のニュース