女子空手五輪代表・植草　帝京大時代の恩師・香川氏をパワハラ告発へ

植草歩
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　空手の東京五輪組手女子61キロ超級代表の植草歩（28＝JAL）が、帝京大時代の恩師で全日本空手道連盟（全空連）の香川政夫強化委員長（65）をパワーハラスメントで告発する準備を進めていることが23日、関係者への取材で分かった。22日に全空連の通報・相談窓口に相談があり、近日中にも正式に告発する見通し。関係者によれば、植草は香川氏からパワハラを受けたと訴えているという。

　帝京大出身の植草は現在も母校で練習やトレーニングを行い、今夏の東京五輪を目指している。昨年12月、コロナ下で10カ月ぶりの実戦となった全日本選手権は3回戦で敗退していた。全空連担当者は「正式な手続きがあれば中身を精査、両者を聴取して、必要であれば処分を行う」とし、来週にも聴取を行う準備を進めていることを明かした。